本ドキュメントは、パートナーインフラである GeoSpace での準備手順をご案内します。空間の構築(建物・階・図面)が完了している必要があります。(空間の構築 をご参照ください)
1. ハードウェア登録
お手元のロケーター機器を資産として登録します。1
ハードウェア管理を開く
ハードウェア管理メニューで右上の [+ ハードウェア登録] を押します。
2
情報の入力
- モデル:AN-500(現在、モバイル測位は AN-500 のみ対応しています)
- S/N・UWB MAC:機器背面のラベルに記載されています。
- 購入日・保証期限・FW サポート:入力後 [登録]

ハードウェア登録のポップアップ
2. 現場設置・座標測定
設計した位置に実機を設置し、基準点を決めて各アンカーの座標を測定します。 ご用意いただくもの1
アンカーの取り付け
アンカーは壁面への取り付けが一般的です。設置高さは 2.4 ~ 3 m を推奨しており、
3 m に近いほど有利です(最低 2 m 以上)。電源を接続しておきます。※ 機器側では電源が入っているかどうか程度しか確認できません。実際の測位動作は、図面配置・クラスター設定まで完了したあとにデモアプリで検証します(下部の「次のステップ」をご参照ください)。
2
原点(0, 0)の指定
原点を指定する前に、現場全体の縦横の実寸を測定します。原点の位置は、測定しやすい場所を任意に指定してください。
3
各アンカーの座標測定(X, Y, Z)
指定した原点(0, 0, 0)を基準に、各アンカーの物理的な位置を測定します。実距離 1 m = 座標値 1(1:1 対応)です。
座標は「メジャーで測ること」と同じです。 メジャーの 0 の目盛りをどこに合わせるかによって両端の数値は変わりますが、測った物の長さ自体は変わりません。座標系も同様で、原点(0,0)をどこに置いても部屋とアンカーはそのままで、数値の表記だけが変わります。

同じ壁でも 0 の位置を変えれば両端の数値が変わる — 長さ(8)はそのまま

左下を原点に。各アンカーの座標 =(右方向への距離、上方向への距離)
Z は設置高さ(床からの高さ。例:2.4 m)です。
3. 図面配置(ソフトウェア)
測定したロケーターをコンソールの図面上に配置します。ハードウェア選択 → 位置配置 → クラスターの3ステップで進めます。1
図面配置・無線設計を開く
図面配置・無線設計メニューで建物・階を選択し、[編集] を押します。
2
ステップ1・ハードウェア選択
図面に未登録のアンカー一覧から、配置するアンカーを選択します。すでに登録済みのアンカーは一覧に表示されません。

ステップ1・ハードウェア選択
3
ステップ2・位置配置
機器を図面上の実際の設置位置へドラッグしておおよその位置に置いたあと、「配置済み」の一覧で
最終的な座標(x, y)は現場で測定した値を数値で直接入力してください。
ドラッグのみで済ませると、目測の誤差がそのまま残ります。
(配置画面では X・Y のみを入力します。測定した Z(設置高さ)は別途記録しておいてください。)

現在のデモ会場の配置基準 — 「配置済み」一覧に登録されている実際の値です。新しい現場を
構成する際は、この形(四隅の長方形)を基準にしてください。日本の現場(赤坂第35興和ビル · 大会議室、縦長 5.63 × 11.27 m)

ステップ2・位置配置(ドラッグ&ドロップ)
アンカーは最低4台を、検知エリアを囲む四角形(長方形)に配置することを推奨します。 四隅から対象を囲むことで測位が安定します。アンカーが一方に偏ったり、直線に近い配置になったりすると位置の誤差が大きくなります。配置例 — 日本の現場(大会議室)、実測 約 5.6 × 11.3 m: 検知エリアの四隅に
アンカー4台を長方形に配置し、空間全体を囲みました。

配置例 — 日本の現場(大会議室):壁のラインを基準としたアンカー開始点 (0.6, 1.5)
韓国の現場(衿井駅 skv1 · 607号室、横長 約 12.4 × 7.3 m)
4
ステップ3・クラスター(サポートへのお問い合わせが必要)
マスターアンカーを指定してセッションIDを入力したあと、[保存]→[デバイス適用]→[完了] します。
マスターアンカーとセッションIDは任意で指定しないでください — 値は OneS1ght より別途ご案内しますので、
ご案内がない場合は下記のお問い合わせ先までご連絡ください。

ステップ3・クラスター(マスター・セッションIDの指定)
次のステップ
測位連携(設定)
パートナーキーを OneS1ght コンソールに登録して連携を有効にします。
空間管理(エリア・ゾーン)
連携した図面上でゾーン/ポイントを編集します。
モバイルデモで測位を確認
設置・配置が完了したら、デモアプリをビルドして現場で測位(赤い点)が取得できるかご確認ください —
設置が正しく行われたかを検証する最も確実な方法です。